バスケットボール用語集 Basketball Terminology


バスケットボール辞典のように活用ください! またここに随時用語を追加していきますが、何かわからない用語があればコメント📝ください。できる限り早く、説明と一緒に記載していきます。

English Basketball Terminology is followed by Japanese Terminology.
Basketball lingo explained! If you have any questions about terms not listed here, feel free to leave a comment. We’ll add an explanation as soon as possible.

日本語

アーリーオフェンス
ファーストブレイクとセットオフェンスの中間のオフェンスのこと。統計上はショットクロックが残り18~15秒の時間帯に展開されることが多いオフェンスを指す

アイス
ボールマンのディフェンダーがウィークサイド側に背を向けるように位置し、スクリーナーのディフェンスと共にボールマンをサイドライン側に追い込むディフェンスのこと

アイソレーション
ボールマン以外のオフェンスがボールマンからから離れた状態で行われる1対1。
特に象徴的なのはボールマン以外の4人がウィークサイド側に寄ってスペースを作り、ボールマンが1対1を仕掛ける場面

アウトオブバウンズ
ボールがコートの外に出ること。ボールを扱う選手がコートの外に出ることも同じ

アウトナンバー(数的優位)
4対3や3対2など、オフェンスがディフェンスに対して数で上回る状況のこと

アジャストメント
相手のプレーや試合の状況に対応して調整したプレーや戦略のこと。動詞としては“アジャスト”で、試合後の選手やヘッドコーチのコメントによく聞かれる表現

アテンプト
シュートを試みること。いわゆる“試投”

アップセット
格下と見られていたチームが格上のチームに勝利すること。番狂わせ。

アリウープ
パスされた空中のボールをキャッチしてそのままシュートに持ち込むこと。英語では“alley-oop”と表記される

イリーガルディフェンス
NBAで2001年まで使われたルールのこと。マッチアップする相手と手が届くほどの距離にいなければならず、それよりも離れると反則となる。このルールによって、当時はゾーンディフェンスができず、基本的にマンツーマンで守ることが多かった。

インターセプト
相手チームのパスを奪うこと。“スティール”とも言えるが“パスカット”は日本特有の表現。The Playmakerではオフェンスの"カット”との混乱も避けて“パスカット”という表現は用いない

ヴァーティカルルール
ディフェンダーが垂直方向に飛び上がり、手足を一直線に伸ばした状態であれば、ノーチャージエリア上でオフェンスプレーヤーと接触が起きてもファウルにはならないルールのこと

ウィークサイド
コートを縦に二分した際、ボールがない方のエリアのこと。対義語は“ストロングサイド”

ウィング
フリースローラインの端からサイドラインを結んだ直線を直径とした架空の円の中のエリアのこと。そのエリアでのプレーが多い選手を「ウィングプレーヤー」という

エアボール
リムに当たることもなく失敗したショット

エクストラパス
ボールを受けた選手がすぐにより良いシュートが放てる次の選手に出すパスのこと

エントリー
特定のオフェンスを始める最初のプレーのこと。セットプレーの導入となる動き

オールスイッチ
サイズの近しい選手同士がディフェンスを入れ替えるスイッチに対して、ポジションに関わらずどの選手もディフェンスを入れ替えることができるシステムのこと

カールカット
半円を描きながらバスケットに飛び込んでいくカッティングプレーのこと

カット
オフェンス時に、ボールを保持していない選手が得点機会をうかがいながらディフェンスを振り切りバスケットへと走り込む動き。“カッティング”ともいう

キックアウト
バスケットにアタックしている選手がアウトサイドのプレーヤーにパスすること

ギブ&ゴー
パスをした選手が、ボールを離してから即座にバスケットへと飛び込み、リターンパスを受けて得点すること

キャッチ&シュート
パスをもらってそのままジャンプショットを放つこと

クラッチタイム
ゲーム終盤の勝敗が決まる重要な時間帯のこと。統計的には試合残り時間5分を切って5点差以内の攻防を指す。ここで勝敗を決定づけるショットを“クラッチショット”、クラッチショットが得意な選手を“クラッチシューター”と言う

クローズアウト
オフェンスプレーヤーがボールを受けた瞬間、離れた場所からくるディフェンスがショットをさせまいと勢いよく間合いを詰めていく動きのこと

ゴーストスクリーン(ゴースティング)
スクリーンをかける振りをしながらも、実際にはかけないスクリーンのこと。スクリーナーはそのまま3ポイントラインの外へと駆け抜けていく

コースト・トゥ・コースト
ひとりの選手がコートの端から端までドリブルで駆け抜けてバスケット付近で得点すること

コーナー
サイドラインとベースラインが交わる付近の角のエリアのこと。バスケットに向かって左側を「左コーナー」、右側を「右コーナー」という

コーナー3
コーナーから打つ3ポイントショットのこと。通常NBAの3ポイントラインはバスケットから7m24cm離れているが、コーナー3のラインは6m71cmと50cmほど短い

コンテスト
ショットを放つオフェンスに手を伸ばして邪魔をすること

サイドライン
コートの両サイドに引かれている長いラインのこと

ジャンプショット
主に両足で飛び上がって放つリングに向かって片手で押し出すようなショット。“ジャンパー”と言われることもある

ショートコーナー
コーナーの3ポイントラインからペイントエリアのラインまでのエリア

ショットクロック
1回のオフェンスでは24秒以内にショットを放ち、そのショットがリングに接触しなければヴァイオレーションとなり、相手ボールに変わります。その残り時間を表示したタイマーのこと

スイッチディフェンス
相手のスクリーンプレーを回避するために、マークする選手を交換して対応するディフェンスのこと

数的優位(アウトナンバー)
4対3や3対2など、オフェンスがディフェンスに対して数で上回る状況のこと

スカウティング
映像やデータなどをもとに対戦相手のプレーを分析、対策すること

スキップパス
コートを大きく跨ぐようにディフェンスの頭上を飛んでいくようなパスのこと

スクリーン
ボールマンやオフボールで動く選手のために、彼らをマークするディフェンダーを邪魔する目的で自らが衝立となること。ボールマンのディフェンダーにスクリーンすることを「ボールスクリーン」という

スティール
オフェンスからボールを奪うこと

ストレッチフォー
外郭のショットが上手く、スペーシングを作ることができるパワーフォワード(4番)の選手のこと。センター(5番)の場合は「ストレッチファイブ」という

ストロングサイド
コートを縦に二分した際、ボールがある方のエリアのこと。「ボールサイド」ともいう

スプリント
全力疾走のこと

スモールラインナップ
センター不在、もしくは身長の低い選手がセンターをこなし、比較的身長の低いラインナップ(コートに立つ5人の組み合わせ)のこと。狙いとしてはオフェンスにテコ入れしたいときやスピーディな展開を作りたいときに機動力を高めるために使うことが多い。対義語は“ビッグラインナップ”

スリー&ディー
3ポイントシュートとディフェンスが上手いウィングプレーヤーのこと。「3&D」と表記することが多い

スリップ
スクリーンをセット(かける準備、しぐさ)はするものの、接触はせずにバスケットへ飛び込んで相手の裏をかく動き

セイフティ
相手の速攻に備えて、オフェンスがディフェンスに切り替わったときにカバーできる位置にいること。主にガードの選手がセイフティの役割を担うことが多い

セットオフェンス
立ち位置や動きを決めて攻めるハーフコートオフェンスのこと。「セットプレー」ともいう。主にショットクロックが残り16~4秒の時間帯に展開されるオフェンスを指す

ゾーンディフェンス
人に対して責任があるマンツーマンに対し、エリアに対して責任があるディフェンスのこと。NBAでは2001年にルール変更があり、ゾーンの使用が解禁された

ターンオーバー
攻撃側がショットを放つ前のミスでボール(攻撃権)を失うこと。ヴァイオレーションを宣告されたり相手にスティールされたりすることがこれにあたる

ダイブ
ボールスクリーンをかけたオフェンスプレーヤーがパスをもらうためにバスケットに向かって飛び込むこと。ピック&ロールの「ロール」もこれにあたる。またスリップしてバスケットへ飛び込む動きもダイブと呼べる

ダウンスクリーン
オフボールで動きを止めて待っている選手に対して、味方が近づいてスクリーンをかけること。「ビンダウンスクリーン」ともいい、コーナーなど広がりのあるエリアでかける場合は「ワイドピンダウン」という

タフショット / Tough shot
激しいプレッシャーをかけられている状態や、時間がなく体勢の整わない状態で放つショット。対義語は“イージーショット”( Easy shot)

ダブルダブル
1人の選手が得点、リバウンド、アシスト、スティール、ブロックショットのいずれかのスタッツのうち2項目で2桁の数字をあげること。3項目の場合は“トリプルダブル”

ダブルチーム
ボールを持っている選手を2人のディフェンダーで守ること

ダンカーズスポット
バスケットボード裏で、ペイントエリアから少し外側のベースライン付近のエリアのこと

チームケミストリー
ケミストリーともいう選手間の相性。そこからくる選手間の化学反応によってチーム力は選手個々が備えている以上の力が発揮される

チャージング
オフェンスの選手が自身の身体を円柱に見立てたシリンダーを逸脱してディフェンスの選手にぶつかること

2(ツー)メンゲーム
2人のプレーヤーが連携して展開するオフェンスのこと。ピック&ロールやドリブルハンドオフ、そしてギブ&ゴー(Give & Go)に対して使われることが多い

ディナイ
マッチアップしたオフェンス選手にビッタリつきパスを通しづらくするディフェンスのこと

テイクチャージ 
ディフェンスがオフェンスの進行方向にあらかじめポジショニングし、チャージングを奪うプレー。冷静な判断と勇気が要求される

ディープスリー
3ポイントラインからさらに遠い、深い位置から放たれる3ポイントショット

ティップ
指先でボールを弾くこと。ティップしてバスケットにボールを入れて得点することはティップインと呼ばれる

ディフレクション
ディフェンスがオフェンスのボールに触ってプレーの邪魔をすること

ディナイ
マークマンにボールを受けさせないように守ること

得点期待値
1回のオフェンスやショットで期待できる得点のこと。英語ではPoints per possession (PPP) と言われNBA 2024-25シーズンの平均は1.14。

トップロック / Top-Lock
特にシュート力があるオフェンスプレーヤーにマッチアップしているディフェンダーがピンダウンやスタガースクリーンを使わせないために、バスケットへのカッティング(バックドア)を許容しつつ、マークマンとスクリーンの間に身体を入れて3pラインへの移動を許さない守備。ディナイやフェイスガードとコンセプトは近いものの「スクリーンを使わせない」という具体的なタクティクスを指す言葉である

トラップディフェンス
罠のようにオフェンスを誘い込んだり、突然奇襲のように襲いかかってミスを誘発させようとするディフェンスのこと

ドラッグスクリーン
トランジションオフェンスの際、遅れてやってくるプレーヤー(トレーラー)が掛けるボールスクリーンのこと

トランジション
攻守の切り替えのこと。トランジションが増えるとテンポが上がり、ハイペースなバスケットボールが展開される。また攻守が入れ替わったばかりの“場面”を指す言葉ともなっており、コーチが“トランジションが”といった場合は文脈的に攻撃、守備、どちらを指しているのか読み取る必要がある。

トランジションオフェンス
ファーストブレイク(速攻)ほど速くはないが、ディフェンスが整っていない早いタイミングで攻めきる攻撃のこと。ショットクロックが進み初めて8秒以内に完結することが多い

トランジションディフェンス
速攻やトランジションオフェンスを仕掛けてくる相手に対してそれを阻むディフェンスシステム

ドロップ
スクリーナーについていたディフェンダーがボールマンに対して距離を空け、懐に呼び込むように下がってディフェンスすること

ノーチャージエリア
半円で囲まれた、バスケットの周囲122cm以内のエリアのこと。ここでは*特定の場合を除いてオフェンスチャージングが取られない

ノーマーク
攻める選手がディフェンスにつかれていない状態。英語圏では主に“オープン”と表現

ハードショー
ディフェンス時にボールスクリーンをされた際、スクリーナーのディフェンダーがボールマンを積極的に止めに行き、ボールマンのディフェンダーとともにプレッシャーをかけること

ハイポスト
フリースローライン付近のエリアのこと

バスケット
バスケットゴールのこと。「リム」「リング」ともいう

バックコート
ガードの選手のこと。または、守る際の自陣ハーフコートのエリアも指す

ハンドオフ
手から手に直接渡すパスのこと。手渡しのパスともいう。ドリブルして味方に近づいてからのハンドオフを「ドリブルハンドオフ(DHO)」と呼び、即座にスクリーンもかけることでピック&ロールに近い効果を期待できる

ハンドチェッキング
ボールを持っている相手の体に手を触れて、動きを制限させること。1999-00シーズンのルール改定により反則行為と見なされた

ピック&ロール
ボールマンのディフェダーに味方がスクリーン(ピック)をかけ、ボールマンはそれを利用してドライブ、または自らのショットを狙い、スクリーナーは身体をバスケット方向に向き直って飛び込み(ロール)攻めるオフェンスのこと

ビッグマン
パワーフォワードやセンターのポジションを担うインサイドプレーヤーのこと

ビッグラインナップ
高さを重視したラインナップのこと。身長の高い選手がボールハンドラーとなったりインサイドにサイズのある選手が複数いる、高さを重視したラインナップのこと。主にリバウンドやディフェンスでの優位性を期待できる

ファーストブレイク
ディフェンスからオフェンスに切り替わった際、オールコートで展開する速い攻撃のこと。「速攻」ともいう。統計上はショットクロックが残り22~18秒の時間帯に展開されることが多いオフェンスを指す。公式スタッツは1対0、2対1、3対2などの数的優位で攻め切った場合に“ファーストブレイクポイント”が記録される

ファイトオーバー
スクリーンをかけられた際、スクリーナーとボールマンの間に身体を挿し込んでスクリーンを掻い潜り、ボールマンをそのまま追いかけるディフェンスのこと

ファイブアウト
オフェンスの選手が5人全員3ポイントラインの外に位置することを基本とする攻撃戦術

フェイク
主にオフェンス時にディフェンスを惑わすような動き。日本では“フェイント”とも呼ばれるが英語圏では見受けられない

フェイスガード
ほとんどボールも見ず、ひたすらマークマンと向かい合ってパスを受けさせないように守るディフェンスのこと。シューターやエースを守る時に使われる

ブリッツ
ボール保持者に全速力でダブルチームを仕掛けてボールを奪ったり、パスにしむけるディフェンス

フリースローライン
フリースローを打つ位置のラインのこと

フリースローレーン
ベースラインとフリースローラインを結んだ縦のラインとフリースローライン、ベースラインで囲んだ長方形のエリア。別名ペイントエリア

プルアップ
ボールを扱っている選手がドリブルからそのままジャンプショットを打つこと

フルコートディフェンス
バックコートからオフェンスに激しいプレッシャーをかけるディフェンス。“フルコートプレス”とも

フレアスクリーン
オフボールの選手が、ウィークサイド側3ポイントライン付近でオープンになるために味方がかけるスクリーンのこと

プレス
オフェンスに対して激しくプレッシャーをかけて、攻撃のリズムを狂わせたりボールの奪取を狙うディフェンス

フローター
バスケットから少し離れた位置から放たれる、ふわっと浮かせたショット。相手のショットブロックをかわす効果がある。スラムダンクでいう沢北の「へなちょこシュート」はスクープショットだが、この一種

フロアバランス 
コート上のオフェンスプレーヤー5人の配置に規律があり整っていると「良いフロアバランス」となる。適切なスペーシングを伴うことが多い

フロントコート
フォワードやセンターの選手のこと。または、攻める際の相手側ハーフコートのエリアも指す

ペイントエリア
フリースローレーンの中。バスケット付近の色が塗られた四角いエリアのこと

ペース
1試合を48分間に換算し、1試合あたりに攻めた回数のこと。オフェンスリバウンドを取って再び攻撃が続く場合も1回分の継続した攻撃と考える

ペース&スペース
ハイペース、かつスペーシングを重視したオフェンスシステムのこと

ベースライン
バスケットの裏側にあるコートの端を示す長いラインのこと。FIBAでは「エンドライン」ともいう

ヘッドコーチチャレンジ
ファウルやアウトオブバウンズの判定に対してヘッドコーチがビデオ判定を請求すること。NBAでは1度目のチャレンジが成功すると2度目のチャレンジが許される。失敗した場合は以降おチャレンジ権とタイムアウトを1つ失う

ぺネトレイト
オフェンスプレーヤーがバスケットに向かって守備を突き抜けるようなアタックをすること。その際、ドリブルを用いる方法とカッティングとパスによる方法がある

ヘルプ
味方のディフェンダーがマッチアップ相手の選手に抜かれた時などに、他のディフェンダーが加勢して止めに行くディフェンスのこと

ボールスクリーン
ボールを扱っている選手を自由にするためにかけるスクリーンのこと。“オンボールスクリーン”とも。ボールを扱っていない選手にかけるスクリーンは“オフボールスクリーン”。
また“ピック&ロール”と“ピック&ポップ”はボールスクリーンをかけた後の連携として最も主流である2つの選択肢。総じてボールスクリーンからの連携そのものを“ピック&ロール”と表現することもしばしば

ボールハンドラー
主にチームの司令塔の役割を担うプレーメイカーのこと。またピック&ロールなどのボールスクリーンで相手を崩そうとする連携でボールを扱っている選手のこと。また単純にボールを扱っている選手の意味でボールマンと同じように使われる言葉でもある

ボールマン
ボールを保持している選手のこと

ポイントフォワード
ポイントガードの役割をこなすフォワード選手のこと。センターの場合は「ポイントセンター」ともいう

ボックスアウト
リバウンド時に相手とリングの間に入り込み、体で遮って相手をボールに近づけないようにすること。日本では“スクリーンアウト”とも言われるがこれは和製英語

ポジション
一般的にコート上の5人はPG(ポイントガード)、SG(シューティングガード)、SF(スモールフォワード)、PF(パワーフォワード)、C(センター)の5つのポジションに分類される。戦術解説上は、PGは1番、SGは2番、SFは3番、PFは4番、Cは5番と表記する

ポストアップ
オフェンス時にハイポストやローポストでディフェンダーを背負いながらボールをもらうこと

ボックスアンドワン
1人が特定の相手にマンツーマンをし、ほかの4人がペイントエリアの周りでゾーンディフェンスをする守り方のこと

マークマン
ディフェンス時に自分が守る役割となっている相手のこと。英語では主語に応じてMy man, His man, Your man といった形で“Man”で表現される

マンツーマンディフェンス
各選手がマークマンを明確に定め、その責任においてディフェンスすること

マッチアップ
マンツーマンディフェンス時にマークするプレーヤーの組み合わせ。ポジションや身長に応じて決まることが多いが、取りたい戦略によってあえて予想外な組み合わせにすることも。またチーム同士の対戦自体をマッチアップと表現することもしばしばある

ミスマッチ
マッチアップしている選手との間に、身長や体格、そしてスピードなどの差が生じている状態のこと。オフェンス側の優位性を示す言葉

ミッドレンジ
ペイントエリアの外側で、3ポイントラインの内側になるエリアのこと

ラインナップ
コート上に送り出されている選手5人の組み合わせのこと

ラン
「走る」という意味でも使われるが、「10-0のランでAチームが大量リードを奪った」というように一方的に得点が続く攻勢のこと

リード&リアクト
主にオフェンス時に、選手が臨機応変に状況を読み取り、的確な判断のもとに行動する思考プロセスのこと

リカバー
ヘルプに行ったディフェンダーが自らのマークマンに戻ること

リカバリー
リカバーが動詞で、リカバリーは名詞。戦術的な文脈ではヘルプに行ったディフェンスが自らのマークマンに戻ること。「ヘルプ&リカバリー」とひとくくりで紹介されることも多い。また選手個人の疲労や負傷を回復させることや休養もリカバリーという

リムプロテクター
バスケット付近でブロックを量産する、とにかく相手のシュートを阻害するなどバスケット付近のディフェンスに優れた選手のこと

リムラン
速攻やアーリーオフェンスの際、主にビッグマンがバスケットに向かって最短距離を走ること

ローテーション
ヘルプに行ったディフェンダーのマークマンがオープンになってしまうため、また別のディフェンダーが移動してフォローするディフェンスの連携のこと

ローポスト
バスケットに向かって左右両脇の位置で、ペイントエリアの外側ライン付近のエリアのこと

ロールプレーヤー
与えられた役割をきっちりこなし、主力選手を支える選手のこと

ロック&チェイス
スクリーンを掛けられた際、ボールマンの進行方向をスクリーン側に限定しつつ、スクリーナーにぶつからないように回り込んで追い駆けるディフェンスのこと

ロスター
試合登録された選手たちのリストのこと。NBAではレギュラーシーズンで15名。Bリーグでは試合出場が可能となるロスターは12名と定めています

ロングペイント
ペイントエリアの中で、ノーチャージエリアの円からフリースローラインまでの間

ワイドオープン
NBA公式スタッツではショットを放った際、最も近くにいるディフェンダーでも約1.83m以上離れている状態のことで、ショットはディフェンスからの影響を受けにくい


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